単なる自爆だし……でも警察への連絡は必須! ガードレールや電柱にクルマをぶつけたときの後処理方法と「壊した公共物」の値段とは
事故を起こすとクルマや人への補償だけでは終わらない
交通事故を起こしてしまったとすると、たとえ人的被害がなかったとしても、いろいろ弁償しなければならない。 【画像】壊すとじつは高価な公共物の画像を見る クルマとぶつかった場合は、相手のクルマの修理費用。住宅や店舗を毀損した場合はその費用を負担しなければならない。 そのほかに、ガードレールや、照明灯、標識、カーブミラー、電柱等の道路施設、公共物を破損したときも知らん顔をしていると、当て逃げになるので要注意。 道路施設や公共物とぶつかったときも、必ず警察に届け出ること。物損事故で、公共物の所有者がわからないケースでも、警察に届け出を怠ると安全運転義務違反。違反点数2点、それに加えて当て逃げでプラス5点の合計7点の違反点数が課せられる。 また、警察に事故を届けておかないと、「交通事故証明書」が発行されないので、自動車保険を利用することもできなくなる。 そして、二次災害を防ぐ対処も忘れずに。 それから、自分が加入している自動車保険の事故受付センターにも連絡を入れておこう(保険会社に事故を届けてあっても、修理費を自己負担するなどして、最終的に保険会社からの支払いがなければ、翌年も等級は変わらない。ちなみに保険を使った場合は3等級ダウン)。 さて、ガードレールなどの公共物にぶつかった場合、その修理費の請求が来るかどうかだが、多くの場合、擦った程度では請求が来ない。 大きく曲がったり、折れたりすれば請求が来るだろうが、その場合、請求額の目安は下記の通り。 ・ガードレール 1メートルあたり5000円~1万円 ・信号機 LEDタイプで約15万円(制御装置まで壊してしまうと、一桁増える!?) ・カーブミラー 本体は2~4万円(工事費用が加わると10万~20万円) ・電柱 7mタイプは1本数万円 15mタイプの電柱は1本15万円ほど いずれも製品代はそれほど高価ではないが、工賃が高いので、賠償することになると、自動車保険(対物保険)を頼ることになるはずなので、警察への事故届だけは忘れずに。
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