昨季は1分1敗

今シーズンも好調なケイン photo/Getty Images

ここまでブンデスリーガ4試合を終えて、唯一の4連勝を飾っているバイエルン。16得点3失点と内容面でも素晴らしいスタートダッシュを飾っている。 【動画】ブレーメン戦で2G2Aを記録したバイエルンMFオリーセ ヴァンサン・コンパニ新監督のもと、ここまでは順調な新生バイエルンだが、次節は今のチームの力を測る重要な一戦になるかもしれない。日本時間29日深夜の1時30分にキックオフされるレヴァークーゼンとの一戦だ。 昨季シャビ・アロンソ率いるレヴァークーゼンは世界中の注目を集めたクラブとなり、バイエルン一強時代が続いていた国内リーグを無敗で優勝した。バイエルンにとっては12連覇を阻止された相手であり、昨季の戦績は1分1敗と勝てなかった。 そんなレヴァークーゼンをホームに迎える一戦に向けてエースのハリー・ケインはブレーメン戦（5-0）の後に意気込みを語った。 「素晴らしい一週間だった。正しい姿勢とメンタリティで戦った選手たちに、おめでとうと言いたい。ボールを保持しているときも保持していないときも、我々が見せたいのはこうしたプレイスタイルだ。2点目、3点目を決めたあとも、我々は攻め続けた。我々はバイエルン・ミュンヘンだ」 「レヴァークーゼンとの試合は今までの試合とは異なるものになるだろう。彼らは昨シーズン、自分たちの強さを示した。厳しい試合になるだろう。我々はここで、これまでの試合で示したのと同じメンタリティと成功への渇望を示さなければならない」（英『TalkSPORT』より） 昨夏にこれまでドイツの絶対的王者に君臨してきたバイエルンに加入したケイン。個人ではリーグ戦32試合で36ゴール8アシストという素晴らしい記録を残したが、タイトルを獲ることができなかった。ここまでのキャリアではタイトルに後一歩届いていないケインにとって、今シーズンにかける思いは強いだろう。 今シーズンもここまでリーグ戦4試合で5ゴール5アシストと圧巻の数字を残すバイエルンのエースはレヴァークーゼンとの一戦でもチームを勝利に導けるのか。