自主製作で異例の大ヒット「侍タイムスリッパー」ハリウッド進出に野望「トム・クルーズに撮ってほしい」全国公開中
“インディーズ映画の聖地”とされる池袋シネマ・ロサでの一館上映で封切られ、口コミ評価で全国拡大公開がスタートした話題の自主製作映画「侍タイムスリッパー」の舞台あいさつが14日、都内で行われた。 主演の山口馬木也(51)、安田淳一監督(57)らが出席。同作は8月17日に池袋シネマロサの一館で上映を開始したが、SNSなどで絶賛の声が殺到し、翌9月13日から全国公開となった。現在は全国172館で上映され、大ヒットを記録している。 山口は「僕はSNSが疎くて、でも、皆さまのXっていうんですか。それで、ご意見を見て、毎日寝不足の日々を過ごしています」と感無量。安田監督は「トム・クルーズさんにこの映画をリブートで撮ってほしいです。ハリウッドに行きたいと思っています!」と野望を明かし、満員の会場で拍手喝采を浴びた。 物語は、幕末の武士が、現代の時代劇撮影所にタイムスリップし「斬られ役」として生きていく姿を描く。舞台あいさつには、共演の冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、井上肇、田村ツトム、高寺裕司も出席した。