＜巨・オ＞4回、岡本和（左）は凡打に倒れる。　右は頓宮（撮影・西川祐介）

　◇交流戦　巨人1―4オリックス（2024年6月9日　東京D） 　巨人の岡本和真内野手（27）が9日のオリックス戦（東京D）で3打数無安打に終わり、同一カード3連敗を喫した3連戦合計で10打数無安打。3試合13打席連続無安打となった。 【写真】＜巨・オ＞ウィーラーコーチ（左）に見守られながら打撃練習する岡本和 　この日も「4番・一塁」に入って先発出場。 　前日8日に育成契約から支配下登録されたばかりでプロ初登板となった相手先発左腕・佐藤に対して、0―2で迎えた初回に2死三塁で第1打席に入ったが、3ボールからの4球目に中飛で逸機。0―3で迎えた4回、無死一塁で入った第2打席は一ゴロに終わった。 　マウンドが2番手右腕・鈴木に代わった6回の第3打席では1死一、二塁からストレートの四球で満塁とし、チームにとって26イニングぶり得点となる5番・坂本の左犠飛を演出。8回には2死一塁で第4打席に入り、相手5番手右腕・本田から中堅へいい当たりの飛球を放ったが、正面だった。 　試合後、かつて自身も4番の重責を担っていた阿部慎之助監督（45）は岡本和について「まあ、4番が打てばね、勝つ。これが野球だと思うし」としたうえで「打てなくても、最後の当たりとかはね、良かったんで。ちょっと迷いとかもあるのかなぁと思いながら見てるんだけど、なんとかね、割り切って、やってほしいなと思うし。明日ね、リフレッシュしっかりして、来週、アウェーになりますけど、ね、いい1週間にしたいんでね。まあ僕も含めてみんなで切り替えていくしかないかなと思います、はい」となかなかトンネルを脱出しきれない主砲を思いやっていた。 　▼岡本和　切り替えて、来週は勝てるように頑張りたいと思います。