贈りたくなる&飾りたくなる!「誕生月の花」とその意味を米占星術師が解説
美しく、香りも楽しめる花は、いつ目にしても嬉しいもの。長い歴史のなかで、私たちはさまざまな想いや感情、思考、願望を花に投影し、ときには言葉の代わりに花束を渡す習慣も持つようになった。 【写真】交際年数によって変わる!?記念日におすすめの花の種類と花言葉18選 自分の星座や誕生石を知っている人は多いけれど、誕生月の花にもさまざまな意味が込められている。自分や贈る相手の誕生月の花に必ずしもこだわる必要はないが、花言葉を知り、それを尊重するのは意味深いこと。 誕生月の花と、その花言葉が気に入ったら、花束を買って大切な人に気持ちを伝えてみては?ここでは、1月~12月までの12カ月を象徴する花と、それぞれに込められた代表的な意味を、占星術師のカイル・トーマス氏が解説。
1月:カーネーションとスノードロップ
1月を象徴するのは、年の始まりを明るく照らしてくれるカーネーションとスノードロップ。 ゴージャスな花びらのカーネーションは、人気が高く広く栽培されており、手に入りやすい花のひとつ。古代ギリシャでは神々に捧げる花とされ、美術品や装飾品などに使われることも。色や品種によってそれぞれの花言葉があるけれど、一般的には愛、親愛、賞賛といった意味が込められている。
和名で待雪草(マツユキソウ)と呼ばれるスノードロップは、冬の終わりから春にかけ、雪のなかから顔を出す力強い花で、希望、思いやり、無邪気さを表している。欧米圏では、慣習的に墓地の近くに植えられてきたことから、悲しみのなかでも希望を見出すことの象徴ともされている。
2月:スミレとサクラソウ
バレンタインデーのある2月を象徴するのは、スミレとサクラソウ。あまり花が多い季節ではないけれど、この2つは雪の降る寒い季節に花を咲かせる。 パープルだけでなく、さまざまな色の花びらをつけるスミレ。葉がハート型になっており、献身、慎み深さ、無邪気さなどと結びつけられてきた。
いっぽうサクラソウは、春に最初に咲く花のひとつ。保護や愛情など、人生のさまざまなステージを象徴する花だ。
3月:ラッパスイセンとジョンキル
春の訪れとともに咲き誇るのが、ラッパスイセンと、その仲間であるジョンキル。 ラッパスイセンの花びらは6枚で、ラッパ形の副冠が特徴的。花の色はイエローや白が多く、冬の終わりを告げる植物のひとつであることから、新しい始まり、無邪気さ、創造性、希望を象徴している。多年草で、毎年同じ時期に咲く。 ジョンキルは黄水仙(きずいせん)とも呼ばれ、ラッパスイセンと比べて小ぶりで香りが強い。香水にも使われる甘く重厚な香りは、花束にすればインパクトのある贈り物になるはず。