パリの一つ星シェフが作るご褒美スイーツ! 完全予約制のパフェ専門店で至福のひとときを(京都市役所前)
店舗は席数6席の完全予約制のサロン。全国の農家から仕入れた新鮮な旬のフルーツやハーブ、調味料などと組み合わせたパフェを月替わりでいただけます。
オープン時に登場したのは、埼玉県産の完熟イチゴ「あまりん」を使ったパフェ。この「あまりん」をフレッシュ、コンポート、ソルベ、ジュレなどさまざまな形でパフェに使います。さらにクレームダンジュ、シャンパンジュレ、バジルソルベなど16種の素材を「あまりん」と組み合わせ、何層にも多彩な味わいが重なり合ってハーモニーを奏でるスペシャルなパフェに仕立てています。
パフェが出来上がるまでのお楽しみは、トンカ豆の甘い香りを移したガナッシュとフランボワーズジャムをはさんだクッキーサンド。サクサクのクッキー生地と甘酸っぱいジャム、ほろ苦いガナッシュとのバランスが絶妙。パフェへの期待を高めます。
「伝統を大切にしながらも、常に新しいものにも目を向けるパリと京都の人々の感性が似ている」と手島シェフは語ります。
4月の「季節のパフェ」は“いちごとバラ”。ナポレオンパイをイメージしているそう。いちごは茨城県のとちおとめを使用し、濃厚なクリームに合わせるため、酸味と甘味のバランスが良くうまみが凝縮された小粒のものを選んでいます。ピスタチオクリーム、ブリュレ、サワークリームなどを重ね合わせ、その上にキャラメリゼしたパイ、バラの香りをまとわせたいちごをたっぷり。食用のバラの花びらとレモンタイムとピスタチオのジェラートに、バラの花びらに見立てたフランボワーズチュイルで仕上げています。
「Restaurant Pages」の哲学と美学をギュッと詰め込んだ、まるで工芸品のようなパフェ。これからどんなパフェが登場するのか目が離せません。
ATELIER PAGES CAFE
住所 : 京都府京都市中京区下丸屋町412-3 アトリエ パージュ 京都 2F ※価格はすべて税込。 ※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。
文:小田中雅子