キャリア10年以上のベテラングラドルがプロレスデビュー!「痛いですし、しんどいですし、でも同時に希望も同じぐらい大きく持ってる」
26日、後楽園ホールにてマリーゴールド『Winter Wonderful Fight 2024』が開催。第2試合ではグラドル社長・咲村良子(さきむらりょうこ)がデビュー戦を行った。 咲村は高校時代にHカップバストを武器にグラビアデビューし、10年以上活動をしているベテラングラビアアイドル。勇気みなみ(南ゆうき)とともにアイドルユニット『clip clip』としても活動中であり、2023年にはVTuberのプロデュースなどを手掛ける株式会社ブルーミンを設立し、経営者グラドルプロレスラーという業界でも類を見ない独自路線を走っている。 この日のデビュー戦の相手には、元全日本女子プロレスの高橋奈七永(高橋奈苗)を指名。試合が始まるなりドロップキックの奇襲を仕掛けた咲村はエルボー連打からスリーパーと速攻で勝負を決めにかかる。 だが余裕で受けきった高橋は「そんなもんか!」と強烈なエルボーでなぎ倒し、髪を掴んでヘアーホイップで投げ捨てる。フラフラになった咲村にビンタを叩き込んで起こすと、咲村もビンタを返していきミドルキックも連打。反撃してくる咲村へ高橋は容赦なくラリアットを叩き込み、最後はタルサンハート(=変形キャメルクラッチ)で絞り上げてギブアップを奪った。
涙を流しながら試合を終えた咲村は「こんなに辛いことに30目前でまた出会うとは(苦笑)人生面白いなって感じました。いろんな仕事していますが、プロレスが驚くほど自分に合ってることも体感できました。(涙は)もういろんなが気持ちが溢れてる。痛いですし、しんどいですし、でも同時に達成感であったりとか、今後への期待感だったりとか、希望も同じぐらい大きく持っていたり。そして、この瞬間もすごく楽しかったなっていう、たくさんのお客さんが居てくれることが力になる瞬間と、奈七永さんと私だけの空間になる瞬間が交互に訪れて、すごく目まぐるしくて、気持ちが溢れています」と感慨深そうに語る。
「ゆくゆくは日本のプロレスラー、女子プロレスの顔になっていく」と宣言した咲村は、基本的にはマリーゴールドに全戦参戦する方向で仕事を調整するとのこと。 この日は同じ事務所の“国宝美尻”橘渚もデビューし、勇気みなみ(南ゆうき)もあわせて新時代のグラレスラー三銃士が誕生。愛川ゆず季を生み出したロッシー小川が新たな才能を輝かせる。