麻丘めぐみ、“わたしの愛車は四角ぎみ” アイドル・俳優人生を支えた愛車
俳優で歌手の麻丘めぐみさん(67)が、歴代の愛車と共にこれまでの人生を振り返りました。 麻丘さんは1955年10月11日生まれ。1972年にアイドル歌手としてデビュー。 翌年にリリースした楽曲『わたしの彼は左きき』は大ヒットし、社会現象になりました。アイドルは5年で引退したものの、1983年に俳優として芸能界に復帰。現在はドラマや舞台などで活躍しています。 麻丘さんは開口一番、「車は大好きなんですよ。乗りたい車は全部乗りました。本当は18歳で自動車免許を取りたかったんですけど、当時は“左きき”を歌ってた頃で(取れなかった)。所属事務所が変わった20歳の時にやっと取れました」と明かしました。
■免許取り立て 20歳で出会った初の愛車
麻丘さんの初めての愛車は、免許をとったばかりの20歳の頃に購入した『フォルクスワーゲン ゴルフ』。1974年にビートルの後継者として登場。世界標準となる前輪駆動でハッチバックの優れたパッケージングを創出。エポックメーキングな小型乗用車として、これ以降に登場する世界の小型車に大きな影響を与えました。 初の愛車に、ゴルフのマニュアル車を選んだ麻丘さんは、「四角いのが好きなの。正面の顔がかわいいでしょ」とデザインを絶賛。ゴルフのデザインは、イタリアを代表するカーデザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロさんが手がけました。 しかし、運転性能については「エンジン(の知識)とかは疎かったので、乗ってみたらハンドルが固くて手はつる、(クラッチワークで)足もつる、すごい大変でした」と、初愛車の苦い思い出を明かしました。 約45年ぶりに愛車のハンドルを握った麻丘さんは、「懐かしい~。当時は、ただただ運転をしたかったから。友達が蓼科に別荘を持っていて、ちょっと休みがあると夜中に出発してよく行っていました。母は(車の)運転を反対していましたが、(仕事が忙しいから)せめて車だけは、唯一の私の趣味だったので」と、車の運転でリラックスしていたそうです。