EURO王者17歳ヤマル、バルセロナでメッシらも背負った伝統の背番号「19」へ
EUROでは大会史上最年少ゴールを記録
バルセロナは、24-25シーズンから所属するスペイン代表FWラミン・ヤマルが背番号19を着用することを発表した。 昨シーズン公式戦50試合に出場し、7ゴール10アシストの大活躍だった17歳のヤマルだが、バルセロナのファーストチームの選手として正式に登録されていなかった。EURO(ヨーロッパ選手権)の準決勝でも同大会史上最年少ゴールを記録し、名実ともに世界最高の選手として名を連ねた。 新しい背番号はEURO出場時にスペイン代表でも着用した19番で、バルセロナでは伝統的な番号として知られる。過去に同クラブで19番を着用した選手は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシを筆頭に元オランダ代表パトリック・クライファートや元ガーナ代表FWケビン・プリンス・ボアテング、元アルゼンチン代表セルヒオ・アグエロなど錚々たる顔ぶれが続く。メッシはバルセロナのファーストチームの選手に正式登録された2005年から2008年までこの背番号を着用し続け、その後10番を背負った。今後、ヤマルは活躍を続け、メッシに続くことができるか見ものだ。 一方、これまでバルセロナで19番を着用していたヴィトール・ロッキは窮地に陥っているようだ。2024年1月に加入したが、昨季は16試合に出場し、2ゴールに終わり、思ったような結果が出せなかった。そのため、クラブでは居場所を失い、売却先が見つからないことからサウジアラビアへの移籍が噂されている。
構成/ザ・ワールド編集部