セの覇権争いは巨人と阪神…球審とにらみ合い「岡本和真」の気概は今日からの6連戦に不可欠【柴田勲のコラム】
菅野の中4日、中5日は回避すべし
投手陣では戸郷翔征が頼りだ。菅野智之が15日の中日戦で3年ぶり4度目の中4日登板をした。6回途中まで投げて勝ち負けがつかなかった。 それなりに投げていたが、やはり危なっかしかった。前回が57球とはいえ34歳、疲れがあったのだろう。慣れていない。次回に関して中4日、中5日なんて案があるとしたら、やめておいた方がいい。 さあ、18日からは勝負の6連戦、次回の今コラムでどんな話ができるか。もちろん、巨人にとっていい話であることを願っている。(成績などは16日現在) 柴田 勲(しばた・いさお) 1944年2月8日生まれ。神奈川県・横浜市出身。法政二高時代はエースで5番。60年夏、61年センバツで甲子園連覇を達成し、62年に巨人に投手で入団。外野手転向後は甘いマスクと赤い手袋をトレードマークに俊足堅守の日本人初スイッチヒッターとして巨人のV9を支えた。主に1番を任され、盗塁王6回、通算579盗塁はNPB歴代3位でセ・リーグ記録。80年の巨人在籍中に2000本安打を達成した。入団当初の背番号は「12」だったが、70年から「7」に変更、王貞治の「1」、長嶋茂雄の「3」とともに野球ファン憧れの番号となった。現在、日本プロ野球名球会理事を務める。 デイリー新潮編集部
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