日本で初開催『ピスタチオまつり』の魅力とは イタリア発祥のスイーツなど全国21店舗が参加
日テレNEWS NNN
ピスタチオを使ったフードメニューを集めた『ピスタチオまつり』が日本で初開催。イベントの魅力や開催のきっかけを取材しました。 【画像】来年の食のトレンドは? 「慣れ親しんだ食材や料理が、新しいアイデアを受けて変化する兆し」 11月1日から4日まで東京・新宿サザンテラス広場で行われている『ピスタチオまつり~Sagra del Pistacchio in Giappone~』。ピスタチオの本場、イタリア・シチリアで毎年秋に行われるピスタチオ祭りを日本で初開催するイベントで、日本全国から参加した21店舗が、ピスタチオを使ったスイーツや、ドリンク、ピザなどのフードメニューを出品しています。
岡山県の『はるびぃ農園』が販売するのは、ピスタチオのケーキ。生地やクリームなど、原材料の60%以上がブロンテ産ピスタチオというぜいたくな一品です。
また、大阪の『R・J COFFEE ROASTERS 』が販売するのは、クマのラテアートがかわいいピスタチオのマキアート。エスプレッソの苦みとピスタチオの風味が、絶妙にマッチしています。
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■イタリア発祥のスイーツも登場
東京・代官山の『MAISON ICHI』 が販売しているのは、イタリア発祥のお菓子『カンノーリ』。現地では気軽に食べられる定番のおやつ。サクサクのパイ生地にたっぷりのピスタチオクリームがよく合います。
■ピスタチオまつり開催のきっかけとは
今回、日本で『ピスタチオまつり』を開催した理由について、主催者のヒキノ トオルさんは、「去年、シチリアの本場のピスタチオ祭りを初めて見てきて。地元シチリアの祭りは、ピスタチオのブースが、1キロくらいの通りを埋め尽くすような感じで出店していて、ピスタチオ好きの楽園だなと思いました。僕が体験したものを日本の方にも伝えたい。ピスタチオをより多くの人に知ってもらいたい」と、熱く語りました。
■ピスタチオ人気を背景に、愛知県から駆けつけるお客さんも
実は、近年輸入が急増しているというピスタチオ。東京税関によると、2021年の輸入量は、前年に比べて、数量・金額ともに1.6倍に達するなど、人気となっています。今回のイベント初日を取材すると、愛知県から訪れたお客さんもいました。 ピスタチオ好きがきっかけで友達になったという2人組に、気に入ったメニューについて聞くと、「ソフトクリームを食べました。めっちゃピスタチオって感じ。余計な物一切入ってない!」と楽しそうに教えてくれました。 『ピスタチオまつり』は、今月4日まで開催される予定です。