１６周年コンサートを行ったＳＫＥ４８。センターは熊崎晴香（2024 Zest, Inc.）

　アイドルグループ「SKE48」が14日、名古屋市内のセンチュリーホールで16周年記念コンサートを開催。熊崎晴香（27）、末永桜花（22）らメンバー48人の熱いパフォーマンスに満員2800人のファンはくぎ付けとなった。 【写真】三上悠亜　SKE48 斉藤真木子の卒業セレモニーに登場 　アンコール明けには12月末で卒業する最後の2期生・斉藤真木子（30）の卒業セレモニーが行われ、高柳明音（32）、古川愛李（34）、三上悠亜（鬼頭桃菜＝31）ら卒業した同期メンバー9人が登場。SKE48卒業後、三上がグループのコンサートに登場したのは初めてだったこともあり会場はどよめきに包まれた。またコンサートの最後には13期生オーディションが行われることも発表された。 　SKE48は2月に発売した32枚目のシングル「愛のホログラム」のセールスが70万枚を突破（ビルボードジャパン調べ）。史上初めて同時期発売のシングルで〝AKB超え〟を果たすなど業績は好調で、研究生を含めた全メンバーに毎月5万円のベースアップを行ったことでも話題となっている。 　11月1日には初の試みとしてSKE48劇場で運営サイドとファンとの座談会が行われる。SKE48の運営会社であるゼストの高田裕充社長、ゼストの親会社で東証スタンダード上場企業・KeyHolderの大出悠史社長ら主な経営陣が出席して直接、ファンの意見や要望を聞くという。 「ファンの方が今のSKE48についてどう思っているのかを直接聞きたいですし、僕らがこう考えているということをファンの方にも知ってもらいたい」（SKE48関係者）とファンと直接、意見交換をして今後のグループ活動に生かしていくつもりだ。 　最新シングル「告白心拍数」でセンターを務める熊崎は「SKE48としてはもちろん、私自身もバンテリンドームでいつかライブをしたいなっていう思いがあって、メンバーのみんなも思っている子が多いと思うんですけれど、そういう夢を語ることができるグループに成長していけたらうれしいなと思います」と熱い思いを語った。17年目に突入した名古屋最大のアイドルグループが、どのような動きを見せていくのか注目だ。