ドジャースが終盤の逆転劇で開幕戦を勝利で飾る 大谷翔平2安打1打点1盗塁 初対戦のダルビッシュから今季初ヒット
◇MLB開幕戦 ドジャース5-2パドレス(20日、韓国ソウル・高尺スカイドーム) 韓国ソウルでMLB開幕シリーズが開催。ドジャースは大谷翔平選手が2番指名打者でスタメン出場し、初対戦となったパドレス・ダルビッシュ有投手からシーズン初ヒットをマークするなど、5打数2安打1打点1盗塁の活躍。チームは終盤に逆転し、開幕戦を勝利で飾っています。 【画像】大谷翔平の初ヒット後のしぐさにファンも注目「メットコツンがかわゆすぎる」 試合は開始早々、日本ハムで背番号「11」を背負った両者が激突。大谷選手はカウント2-1からの4球目を打ち、平凡なショートゴロに倒れ、ダルビッシュ投手に軍配が上がります。 その後、両者無得点で迎えた3回は、2アウトランナーなしで大谷選手の第2打席。3球目にはライトへの大ファウルを放ち、大歓声が起こります。カウント2-2からの5球目高めのボールをはじき返し、ライト前へ今季初ヒット。大谷選手は、塁上では一塁コーチャーと喜びを分かち合いました。 さらに大谷選手は、続くフレディ・フリーマン選手の初球で今季初盗塁をマーク。チームもダルビッシュ投手から連続四球を選び、2アウト満塁とチャンスが拡大。しかし、5番のマックス・マンシー選手が空振り三振に倒れ、先制のチャンスを逃しました。 すると直後の守りでは先発のタイラー・グラスノー投手が1アウト3塁のピンチ。ザンダー・ボガーツ選手にタイムリーを浴び、パドレスに先制点を許します。それでもドジャースは4回、相手のエラーから1アウト3塁とし、ジェーソン・ヘイワード選手が犠牲フライで同点。ダルビッシュ投手は4回途中72球、2安打3奪三振3四球1失点(自責0)で、降板となりました。 その後互いに無得点のまま進むと、6回1アウトからパドレスは松井裕樹投手が4番手でメジャー初登板。最初の打者に四球を出しますが、無失点投球と上々の投球をみせました。 試合は1点を追うドジャース、8回の攻撃。ノーアウト満塁とすると、途中出場のキケ・ヘルナンデス選手が犠牲フライを放ち、2-2の同点。続くギャビン・ラックス選手の打球が相手の守備のミスを誘い、タイムリーエラーで逆転。1番のムーキー・ベッツ選手のタイムリーヒットでさらに1点を追加し、1アウト1、2塁のチャンスで大谷選手の第5打席へ。左腕エイドリアン・モレホン投手の初球、インコース低めのボール気味のボールをはじき返し、左中間へ今季初のタイムリーヒット。この回一挙4得点を挙げて、逆転勝利を飾りました。 大谷選手は、5打数2安打1打点1盗塁の活躍で、ドジャースに移籍した新シーズンで上々のスタート。ドジャースはあす21日、山本由伸投手がメジャー初登板します。