今年最高のKドラマ『ソンジェ背負って走れ』ピョン・ウソク世界的ブレイクまでの長い道のり
2024年上半期、 シンドロームを巻き起こしたドラマ 『ソンジェ背負って走れ』。 今年最高のKドラマとも称され、U-NEXTが発表した韓流・アジアにおける「2024年上半期ランキング」では堂々1位を獲得。 日本に上陸したポップアップショップは、整理券が争奪戦となり、数十秒で枠が埋まるほどの人気ぶり。 【写真(103枚)】『ソンジェ背負って走れ』で振り返るピョン・ウソクの軌跡 そのドラマ『ソンジェ背負って走れ』世界的ヒットの中心人物が、韓国俳優ピョン・ウソク。人気バンドECLIPSEのボーカル、リュ・ソンジェを演じました。 ドラマ放映後、韓国ソウルで行われたアジアファンミーティングツアーのチケット販売には60万人以上がアクセスしたとニュースに。ファンミーティングでは台湾、タイ、フィリピン、インドネシア、シンガポール、韓国ソウル、香港を巡ったピョン・ウソク。各地の空港で熱狂的に迎えられるピョン・ウソクの姿が連日報道されていました。 そしてついに、9月28日(土)・29日(日)「武蔵野の森 総合スポーツプラザ メインアリーナ」にて日本でのファンミーティングが開催されます! 来日を記念し、彼の軌跡をご紹介していきましょう。 世界中から人気を集め、突如現れた大スターのようにも思えるピョン・ウソクですが、実はそうではなく、俳優歴は8年にも及びます。俳優デビュー9年目にしてようやくつかんだ初主演作が、『ソンジェ背負って走れ』。初主演作が本作、と聞いて驚く方も多いのでは? 1991年10月生まれで現在32歳の彼は、189cmの高身長を生かし、2010年からモデルとして活動。 2016年、ドラマ『ディア・マイ・フレンズ』で俳優デビュー。主要キャストの甥役を演じましたが、その後はオーディションに落ち続けたといいます。 過去にはキャスティングされて台本読み合わせをした後に「やっぱり一緒にはできない」と出演を断られたこともあったそう。 出演したトーク番組でも「オーディションには100回以上は落ちた」「こんなに落ちるものなのかと」「ほぼ毎回落ちました」と当時の状況を振り返っていたピョン・ウソク。その頃は「厳しい言葉をたくさん言われて自己肯定感が一番低い時だった」と語っています。 それでも諦めることなく、セリフが一言二言の端役でも引き受けて演じ続けることでそのトラウマを克服したそうで、ピョン・ウソクは「その時間があったからこそ、より努力できる自分になったと思う」と話しています。 そんな彼の誠実さと努力が実り、9年目に『ソンジェ背負って走れ』で主役に抜擢。 実は『ソンジェ背負って走れ』もソンジェ役のキャスティングに難航していたことから、制作までに3年を要した作品でした。ピョン・ウソクが出演を承諾し、ドラマの制作がようやくスタートしたそう。 練りに練られた脚本、キム・ヘユン×ピョン・ウソクの最高の主演ふたりというすべてが完璧にそろって生まれたのが世界的大ヒットドラマ『ソンジェ背負って走れ』。下積み時代の長かった彼がついに出会った代表作が『ソンジェ~』というのも凄い巡り合わせです。 ドラマには10代~30代のソンジェ(ピョン・ウソク)が出てきますが、ピョン・ウソクは繊細な演技で違和感なく各年代のソンジェを見事に演じています。さらに劇中では、華麗な泳ぎを披露していますが、ピョン・ウソクはラジオに出演した際に「元々、水泳はそこまで得意ではなかった」と明かしていて、役作りのために努力したことがわかります。 諦めず努力し続けたことから、世界的大ブレイクを果たしたピョン・ウソク。 前回2023年3月に日本で行われたピョン・ウソクのファンミーティングの会場キャパは約800人で1日2回開催。今回は約1万人収容する会場で2日間開催というから、推察するに1600人⇒2万人という10倍以上の動員数となるはずで、大ブレイクぶりがよくわかります。 ちなみにAmazon Prime Videoで現在配信中のキム・ヨンデ主演のドラマ『損するのは嫌だから』の4話にカメオで登場したことも話題になったばかり。コンビニ店員役のピョン・ウソクでしたが、SNSでは「ソルにプレゼントを買うためにバイトをしていたのでは」と、『ソンジェ背負って走れ』のストーリーを重ねる方もいて、ドラマファンも胸アツだった模様(今年の大ヒットドラマ主演のピョン・ウソクとキム・ヨンデの2人が今週末東京にいるというのも凄い話です)。 待望のファンミーティングの開催。大旋風を巻き起こしているピョン・ウソクが来日ファンミ―ティングでどんな姿を見せてくれるのか、楽しみですね! 【レタスクラブ編集部YYY】