ペレスの後半戦レッドブル残留が決定的に!月曜に協議のホーナー代表「夏休み明けの活躍に期待」ファクトリーで変わらぬ支持を表明|F1
2024年のF1第14戦を終え、今後について注目を集めていたレッドブル&セルジオ・ペレスだったが、今季後半戦もメキシコ人ドライバーが引き続きRB20を駆るようだ。 ベルギーGPを終え、レッドブル首脳陣はイギリス・ミルトンキーンズのファクトリーで会合を行った。その後クリスチャン・ホーナー代表は数百人いるスタッフの前で、メキシコ人ドライバーへの信頼を改めて口にしている。オランダ『De Telegraaf』がその言葉を伝えた。 「さまざまな憶測が飛んでいるが、チェコ(ペレスの愛称)は引き続きレッドブル・レーシングのドライバーを務める」 「サマーブレイク明けの後半戦は、彼が以前好成績を収めていたサーキットもあるし、活躍してくれると期待している」
月曜日にレッドブルはイギリスでホーナー代表、アドバイザーのヘルムート・マルコを交えた重要な話し合いをするとされていた。 ペレスは6月4日に2026年までの複数年契約を更新したばかりだった。だが直近8レースで28ポイントしか加算できなかった(マックス・フェルスタッペンはこの間141ポイント)こともあり、レッドブルのコンストラクターズタイトル連覇を危ぶむ声も。 その代案としてダニエル・リカルド、リアム・ローソン、角田裕毅などが候補として伝えられていたが、レッドブル幹部は協議の末、ペレスの継続という結論に至った模様だ。
なお、フェルスタッペンはベルギーGP終了後、この議論についてこう述べていた。 「今の我々が最も懸念すべきはクルマの状況だ。改善に向けて集中する必要があるだろう。チェコにとってこの週末はポジティブな内容だったと思う」 「そしてレース中、タイヤとその摩耗にまだ問題があることがわかった。レッドブルとしての最優先事項は、それをどう改善できるのか見極めることだと僕は思うね」 様々な憶測が飛び交ったレッドブルの人事だが、ホーナー代表がペレスへの変わらぬ支持を表明したこともあり、今季後半戦もラインナップは変わらず戦うことが確定的となっている。
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