5年間、知らない人の家に泊まり続ける男の気ままな人生「毎日知らない本を読んでいる感覚」夜にはうれしいハプニング&命の危険も?
■じっと声がかかるのを待つのみ「釣りみたい」
日々の宿泊地探しは、「釣りみたいな感じ」と表現する。同じ家に2、3日泊まることもあるが、「それ以上は『他の家に行きたい』とウズウズしてくる」。今後については、「おじさんになったら泊まりづらくなるが、こうしてメディア露出することで『知っているから泊める』という層が出てくるはずだ」と予想している。 この生活は「死ぬまでやるつもりだ」と意気込む。知らない人と暮らし続けることにはストレスがかかりそうだが、「日中は1人のことが多い。よくあるのは、家主が仕事に行っても『居ていいよ』と言われ、そのまま夕方までダラダラすること。スマホで動画の編集もする」。 災害が予想される時には、「セーフティーネットの家」へ行く。旅するルールとして、「家主に気を遣わない」「二択で迷ったら楽しい方を選ぶ」「無理しない」の3つを挙げる。
■女性とうれしい夜のハプニングもあれば命の危険も
これまで500軒超に泊まった中には、AV女優の家、電気が止まったおじさん家、天理教の教会、アムウェイの家、新宿のタワマン(家賃55万円)、技能実習生の家、占い師の家などがあったという。 うつで休職していた人の家では、「あした思い切って坊主頭にして、バンジージャンプに行こうと思う。君もどう?」と誘われて、翌日一緒に飛んだ経験もある。「すごく面白い人」と「タイプの女性」ならば、迷いつつも面白い人を選ぶ。「楽しいのが一番だ」。 しかし、時には怖い思いをすることもある。「女性の部屋へ行ったら、『盗聴されている』『ネットもストーカーされている』と騒ぎ始めた。女性はずっとハサミを持っていた。襲われかけたが回避して、その場を飛び出した」。反対に、20~30代を中心とした女性と良い関係になるケースもあるそうだ。 (『ABEMA Prime』より)