岸田首相、シェルター整備の関係省庁連絡会議開催を明言
岸田文雄首相は25日、武力攻撃を受けた際に住民が避難するシェルターの整備に関係する省庁連絡会議を設置する考えを示した。官邸で首相と面会した「シェルター(堅固な避難施設)および地下利用促進議員連盟」の古屋圭司共同代表(自民党)が記者団に明らかにした。 首相は議連から関係省庁の部署機能強化と連絡会議の開催などを求める提言を受け取り「早速事務方に指示をしてたち上げる」と述べた。ロシアのウクライナ侵略や北朝鮮の核・ミサイル開発、台湾有事への懸念を念頭に、シェルターの必要性が高まっている。古屋氏は記者団に「首相は危機意識を持っているのではないか」と述べた。