24歳の競輪選手が2か月ぶり実戦復帰 練習中の落車で大ケガ、公傷制度は適用外
熊本競輪のモーニング7「熊本けいりん(FII)」が24日に開幕する。3RのA級予選を走る小笠原一真(24歳・青森=123期)に話を聞いた。 8月15日、バンク練習中に落車し右鎖骨、肋骨の骨折と肺気胸の重傷を負った。今回はリハビリ期間を経て約2か月ぶりの実戦復帰となる。 「以前、左の鎖骨を折ったけど今回は右で。前回はキレイに折れたから早目に復帰ができたけど、今回は長引きました」 本来ならじっくり休養に専念したいところだが、練習中の落車には公傷制度が適用されないため、出走本数の都合もあり今回、復帰を決断した。A級の最低出走本数は「23」。小笠原はここまで3場所9走を消化しており、年末まで目いっぱい走ればクリアできそうな数字だ。 「調子は走ってみてからになりますが、練習では戻っている感じがあるんですよね」とまずはひとつ走り、良し悪しを判断したいところだ。(netkeirin特派員)