フライブルク戦に臨むボーフム 現地メディアは三好康児を攻撃のキーマンに指名「大きな期待を背負っている」
指揮官も起用を示唆
14日(現地時間)に行われるブンデスリーガ第3節で、ボーフムは日本代表MF堂安律の所属するフライブルクと対戦する。 [映像]ブンデスリーガ第2節 ボーフム対ボルシアMG ハイライト ボーフムは開幕戦でライプツィヒに0-1で敗れ、さらに第2節ボルシアMG戦も0-2で落として現在2連敗中と出遅れている。とりわけ2試合連続無得点に終わった攻撃面でのアイディア不足は深刻で、指揮官のペーター・ツァイドラー監督は代表ウィーク中のトレーニングの多くを攻撃の練習に費やしていた。 こうした中、ドイツ誌『Kicker』は「ミヨシがボーフムでのデビュー戦へ」と題した記事を掲載。「中盤の新戦力が大きな期待を背負っている」とバーミンガムから加入した三好康児がフライブルク戦で攻撃の活性化を担うキーマンになると分析。ボーフムが採用している中盤がダイヤモンド型の[4-4-2]システムでは2トップの下の攻撃的ミッドフィールダーの位置で起用されるだろうと予想している。 ボーフムのツァイドラー監督も三好を高く評価しているようだ。同監督は、13日に行われた定例記者会見の場で三好について尋ねられると、「出場時間が与えられるだろう」とフライブルク戦での起用を示唆。さらに、「彼には少しダリオス・ボッシュに似たところがある」とボーフムで公式戦346試合に出場したレジェンドの名前を出して三好のポテンシャルの高さを認めていた。 対戦相手のフライブルクは、開幕戦で昨季2位のシュツットガルト相手に堂安らのゴールで3-1と快勝。続く第2節はバイエルン・ミュンヘンに0-2で敗れたものの、粘り強い守備で最後まで食い下がった。 決して楽な相手ではないが、果たしてボーフムは今季リーグ戦初勝利を遂げることができるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部