Matt「父・桑田真澄から芸能活動のアドバイスは『週に1回以上はテレビに出るな』。今後はナチュラルメイクで自分を魅せる」
◆念願の歌手デビューも果たして Instagramで発信していると、世間の評価のフィードバックが早い。その書き込みからも、いつの間にか好感を持って僕を見守ってくれている人が増えてきたと感じました。 発信やメディア露出の機会に、音楽をやりたいことを話していたら、ジェジュンさんのコンサートにゲストで呼んでいただけたり、紅白で天童よしみさんと共演できたり、素晴らしいチャンスに巡り合えました。 念願の歌手デビューも果たし、僕のやりたいことを少しずつ実現できていると感じています。そんな中、僕ももうすぐ30歳。とことん作りこむメイクをしていくためには、肌の内側からのハリが必要だと分かっているので、20代と同じようにはいかないと感じています。 僕が中学生の頃、最初に生で見た芸能人の方がSMAPさんなんです。『SMAP×SMAP』の「BISTRO SMAP」のコーナーに父が出演した時に観覧にいきました。全盛期のSMAPさんを目の当たりにして「お人形さんみたいにお顔が小さい!みんな美しい!!」と大感激したと同時に、テレビに出る人というものは、“こういう感じ”と刷り込まれてしまったんです。 高校時代、ディズニーのキャストの方達が男女問わずしっかりしたメイクをしているのを見ていたこともあり、人前に立つときは、全てやり尽くすようなメイクが僕にとってのデフォルトになってしまった。
◆Matt化からナチュラルメイクへ お気づきの方もいるかもしれませんが、この頃僕は以前と比べてどんどんメイクを薄くしているんです。3プッシュしていたリキッドファンデーションが今や半プッシュ!パウダーをつけるのもパフからブラシへ転換しました。 ファンデーションを薄くしただけで、使う道具から、アイシャドウなどの発色の具合まで変わるんですよね。今は薄いメイクをしているモデルの方たちから情報をいただいて、熱心に新しいメイク法を勉強中なんです。なにしろナチュラルメイクをほとんど経験せずに“Mattメイク”にたどりついてしまったもので……。 でもここからは引き算をすることも考えていきたい。今まで入れてきたヒアルロン酸も溶かして行こうと思っているんです。まだまだ研究途上なのですが、メイクを薄くする度に、なんとなくファンでいてくださる方との距離も近づけるような気持ちがしてきました。メイクもそうですけれど、音楽を通じてもいろんな人の心により添えたらいいなと思っています。 (構成=岡宗真由子)
Matt Rose
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