石原良純 父・慎太郎さんが死の間際で見せた〝カッコいい〟行動語る「いいねえ~と思って」
タレントの石原良純が16日放送のMBSテレビ「痛快!明石家電視台」に出演。父・石原慎太郎さんが死の間際で見せた〝カッコいい〟行動を語り、MCの明石家さんまを感嘆させた。 視聴者から「石原家が他の家庭と違うことは?」という質問が飛ぶと、良純は「正月旅行を『つまらない』と言って帰った」「『落ち着かない』と言って子どもと食事をしなかった」などの慎太郎さんのエピソードを語った。 その上で良純は「2年前にうちの親父が亡くなるときに、最後さすがに調子悪かった時に、病室みたいなところに行って、コロナだから触っちゃいけないじゃない。でも、『これから仕事行ってくるわ』って言って、こういうときって手握るよな…と思って。握るじゃないですか、よく。『じゃあ行ってくるわ』って言って俺の伸ばした手をうちの親父がパーン!って払ったからね」と秘話を披露。 その際、良純は「いいねえ~」と思ったそうで「『払うんだここは』と。『カッコいい~』と。パーンと払われて、目は怒ってるし。まあ、僕に怒ってるというより体がままならないから。けど『うるさい、うるさい!』と(いう感じだった)」としみじみ振り返った。 これにさんまは「今さら何をしとんねん、お前は、という感じだ。でもそれをカッコいいと思えたんだ」と感心したが、良純は「というか、そういう人だから。『あ、いいねえ~』と思って」と淡々と語った。 さんまは「そのままでいいんだ、子どもの前では。俺もこのまま見せていいんだ」と感慨深げだったが、良純は「さんまさんはいいけど、俺はダメよ。気づいた、(石原家は)変だってことに」と笑っていた。
東スポWEB