「僕は不正をする人間ではない」処分軽減のポグバ、ドーピング違反について口を開く「僕にも責任があるけど…」
ユヴェントスのポール・ポグバは、処分期間が軽減されたドーピング違反について語った。 古巣ユヴェントスに復帰して2年目を迎えたポグバは、昨シーズンのセリエA開幕節ウディネーゼ戦後に行われたドーピング検査で陽性結果を受け取る。Bサンプルでも陽性だったことから、直後から暫定的な処分を受け、その後イタリアのアンチドーピング裁決機関から4年間の活動禁止処分を受けた。それでも、先日のスポーツ仲裁裁判所での審議の結果、同選手の処分は18カ月間に短縮されることが決まった。 来年3月に再びピッチに立てることの決まったポグバは、イギリス『スカイスポーツ』でのインタビューで「僕は不正をする人間ではない。僕はこのスポーツを愛し、フットボールを愛する人間で、絶対に不正をすることはない。僕はフェアに勝利をつかみたい。僕は負けず嫌いだけど、不正をする人間ではない」と話し、ドーピング違反について続けた。 「サプリメントを摂取したから、僕には責任がある。専門医からの処方であろうとトリプルチェックをすべきだったけど、しなかった。処分を受けるべきならその処分に文句はないけど、決して4年間であるべきではない。短縮されて安堵している」 また、ユヴェントスとの契約が2026年夏まで残るものの、退団の可能性も浮上するポグバは、自身の将来についても語っている。 「僕はピッチに立ちたい。まずはユヴェントスでだ。チームメイトとともにトレーニングをしたい。壁を相手にパスしたりと、一人でやるのはつらい。トレーニングに戻り、コンディションを整え、ピッチで僕が大好きなことをすることが僕が一番に考えていることだ」 「僕は異なるハングリーさやさらなるモチベーションを持った同じ選手のままだ。フットボールを奪われたから以前よりもフットボールに対してより感謝している。どれだけ僕にとって重要だったかを実感した。間違いなく異なるポール・ポグバになると思うけど、キャリアの最後までさらなるモチベーションや決意を持った選手になるだろう」