囲碁、仲邑女流棋聖が敗れ失冠 韓国移籍前最後のタイトル戦
囲碁の第27期女流棋聖戦3番勝負の第3局は5日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、仲邑菫女流棋聖(14)は挑戦者の上野梨紗二段(17)に敗れて対戦成績1勝2敗で失冠、韓国移籍前最後のタイトル戦で防衛はならなかった。上野新女流棋聖は初のタイトル獲得。 仲邑前女流棋聖はこの後、2月中に3局、国内で公式戦対局を行い、3月に囲碁強国の韓国に移籍する。 上野新女流棋聖は姉の上野愛咲美女流名人(22)と共に、姉妹でタイトル保持者となった。日本棋院によると、姉妹での同時期保持は37年2カ月ぶり。また、17歳7カ月での女流タイトル初獲得は5番目の年少記録。