「チャンピオントロフィーだけが欲しかった」WS最多タイ12打点でMVPに輝く!フリーマン“満身創痍”で世界一つかむ
ドジャースが現地時間10月30日(日本時間31日)、敵地でヤンキースとのワールドシリーズ第5戦に7‐6で逆転勝利を収め、4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。 【動画】ヤンキースファンが暴挙!ベッツ捕球のボールを奪い取ろうと… MVPに輝いたのは、ワールドシリーズ5試合で20打数6安打、12打点、4本塁打を記録したフレディ・フリーマンで、『MLB公式サイト』のサラ・ラングス記者によると、12打点は1960年のボビー・リチャードソン(ヤンキース)に並びWS史上最多となったという。 フリーマンはトロフィーを手にし「このチームメイトのサポートあってこそのシーズン」と答え、「僕は、MVPのトロフィーより、チャンピオントロフィーだけが欲しかったんだ」と喜んだ。12打点を挙げたが「チームみんなが出てくれるから打点がつくだけ」と謙遜した。 フリーマンは9月26日のパドレス戦で右足首を捻挫してしまい、ポストシーズンの出場自体も不安視された。レギュラーシーズン最後のロッキーズとの3連戦を欠場して回復に努め、メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズは第4戦、第6戦を欠場。それでもワールドシリーズで満身創痍の中、目覚ましい活躍をした。文句なしのMVPに輝き、ドジャースを世界一に導いた。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]