9秒台のビジョンは見えている “すり足”スプリンターの挑戦 夢のパリオリンピックへ!
9レーンからスタートした本郷選手ですが、後半伸ばしきれず、タイムは10秒18(追い風参考・6位)。9秒台には届きませんでした。声を掛けると「…まだまだっすね。何やってんだよ自分って感じ。もっとやれるだろって」と悔しさを滲ませました。
しかし、地元・名古屋に戻り、動画で自分のレースを振り返った本郷選手は、すでに次のレースで、9秒台で走る自分の姿を思い描いているようでした。 陸上100メートル 本郷汰樹選手: 「(布勢スプリントでは)やりたいことの5割くらいしかできてない。逆に言えば5割で戦えている。10割できたらどうなるのと、自分で期待しているのがそこです。やりたいことがやれたら勝てないわけがない」 オリンピック内定が決まる運命の日本選手権、男子100mは6月29日に予選・準決、30日に決勝が行われます。本郷選手がオリンピックに出場するためには、日本選手権で9秒台を出すことが絶対条件。全力で応援しましょう!