【菊花賞】メイショウタバル1週前追い切りで鋭く伸びて先着 浜中俊「きょうが一番良かった」
[GⅠ菊花賞=2024年10月20日(日曜)3歳、京都競馬場・芝外3000メートル] 神戸新聞杯を制したメイショウタバル(牡3・石橋)が10日、GⅠ菊花賞(10月20日=京都芝外3000メートル)へ向けて1週前追い切りを行った。主戦の浜中を背に、栗東ウッドでヤブサメ(古馬1勝クラス)を2馬身追走する形でスタート。序盤に少し行きたがる面はあったが、以前のように頭を上げて暴走するようなところはなく、落ち着きを保ったまま僚馬を追う。直線に向いて進路を内に取ると、残り200メートル過ぎに追い出されてスッと加速。ラスト1ハロン11・2秒(6ハロン83・3秒)と鋭く伸びて2馬身先着を果たした。 「リードホースを前に置いてリズム重視で我慢させる調教。抜け出してフワフワしたので最後は促すくらいでしたが、折り合いなど、きょうが一番良かったですね」と浜中。皐月賞後から取り組んできた折り合い面に進境を見せていることに好感触を抱いている。「競馬へ行くとテンションが上がってしまうけど、調教としては良かった。先行して我慢できればもうひと押しできる」と京都3000メートルに舞台が替わって最初の下り坂をポイントに挙げた。
東スポ競馬編集部