「ETC2.0」は今までのETCと何が違う? これまでのETCはどうなるの?
※一般財団法人ITSサービス高度化機構「圏央道割引」を基に筆者作成
ETC2.0になると従来のETCは使えなくなる?
ETC2.0の普及が進んだからといって、今すぐ従来のETCが使えなくなることはないようです。ただし、将来的に一部機種が使用できなくなる可能性がある点には注意しましょう。 これは電波法の改正やセキュリティ規格の変更などが関係しており、2030年問題と呼ばれているようです。新セキュリティ対応車載器でなければ、将来的なトラブルにつながる可能性は十分に考えられます。 自身の車載器が問題なく使用できるかを知るには、車載器管理番号を確認しましょう。管理番号が「1」から始まるものであれば新セキュリティに対応しており「0」から始める場合は、旧式の規格となります。
ETC2.0は従来のETCに比べて安全性能や料金の面に違いがある
ETC2.0は、全国の高速道路に設置されているITSスポットからさまざまな情報を収集できます。交通情報や事故情報はもちろん、災害情報をリアルタイムに受信できる機能は、従来のETCにはない特徴といえるでしょう。 また、限定的ではありますが、一部割引を受けられたり退出後の再進入が認められていたりします。料金の面でもお得になることが予想されるため、今後さらに普及が進んだ際は、利用を検討してみてもよいでしょう。 出典 一般財団法人ITSサービス高度化機構 圏央道割引 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部