アリアナ・グランデ、性的暴行で告発されたニコロデオンについてコメント
子供向けチャンネル「ニコロデオン」が、性的虐待やハラスメント、人種差別で告発されたことを受け、同チャンネル出身のアリアナ・グランデが複雑な心境を明かした。 【写真】『ビクトリアス』時代の写真も!「アリアナ・グランデ」フォトギャラリー JustJaredによると、この度アリアナが、ペン・バッジリーがホストを務めるポッドキャスト『Podcrushed(原題)』に出演。問題が指摘されているニコロデオン時代を振り返ったそうだ。 アリアナは14歳のころ、エリザベス・ギリースと一緒に『ビクトリアス』のオーディションを受け、受かった際にはこれ以上ないほど嬉しかったと振り返るが、そのうえで、同チャンネルの元子役が被害を訴えていることについて、「悲痛な思いでいる」と語ったという。 「子どもが演技をする場合、安全な環境が必要だと思う。セラピストもいるべき」「親たちも望む場所にいるべきだと思う。演技であれ音楽であれ、このレベルで露出するなら、セラピーを週に2、3回義務付けるとか契約で明文化すべきだと思う」と具体的に提案。 「私は実際、(音楽プロデューサーの)マックス・マーティンとこの件について先日話しました。彼はいつも、私がストレスを感じた経験について、話を聞いてくれるんです。彼は本当に素晴らしい人。だけど、多くの人が、若くしてあのレベルで活躍するのに必要なサポートを得られていません。もっと安全な環境であるべき。私は今も、子役時代の気持ちと折り合いをつけているところです」と続けた。 彼女はまた、『ビクトリアス』の演出に関し、不快な思いがあることも告白。「私たちのドラマに関していうと、クールなんだと言い含められていたように思います。他の作品よりもクールなんだと、あっという間の出来事でしたが、今当時の映像を観返すと『何事?最低』と感じます。それに公式映像でないものが、ウェブサイトなどに上がっていますが、観ると気分を害すような気がします」と語った。 ニコロデオンはこの度、「実話」ベースの犯罪や日常に潜むミステリーを追う専門チャンネル「インヴェスティゲーション・ディスカヴァリー」にて、「Quiet On Set: The Dark Side Of Kids TV(原題)」が放送され、当時の俳優や脚本家、スタッフなどの証言により、性的虐待や体重批判、人種差別があったことが告発された。