トランプ氏が大統領経済諮問委員長にミラン氏を起用へ…第一次政権でコロナ禍財政政策に助言
【ワシントン=田中宏幸】米国のトランプ次期大統領は22日、経済政策を専門家の視点から助言する役割を担う大統領経済諮問委員会(CEA)の委員長に、元米財務省の上級顧問のスティーブン・ミラン氏を起用すると発表した。上院の承認を経て就任する。
ミラン氏は第1次トランプ政権で財務省の経済政策担当の上級顧問を務め、コロナ禍における財政政策などに関する助言を行った。トランプ氏は自身のSNSに、「(ミラン氏は)全ての米国人を元気にするような経済成長を実現するだろう」と投稿した。
次期政権でミラン氏は、財務長官に指名されたスコット・ベッセント氏や国家経済会議(NEC)委員長に指名されたケビン・ハセット氏らと連携し、経済政策の立案にあたる。