維新の消えた京都市長選 変わらない『非共産対共産』の構図!元京都府議がみた激戦の現場(オフィス・シュンキ)
たのむよせんきょけんもってるひと……みんなで “推し選”にいこう
中間情勢では、各メディアとも判で押したように2候補が激しく競り合う展開としています。選挙管理委員会によると期日前投票は「公示後、寒さで雪が積もった地域もあってか、前回よりも少し落ちています」とのことでした。しかし「非共産対共産」で激しく競り合っているという事実が選挙中間点で伝わった今、京都市民の捉え方も違ってきているかもしれません。
それは「毎日1000枚渡して、この選挙中、全部で1万枚渡します!」と、発行元も記載なく「たのむよせんきょけんもってるひと」「せんきょにいこー」とだけ書かれた自己作成のテッシュを中京区の繁華街を通行する人にせっせと配っていた、名前さえ教えてくれなかった市内在住の年配男性の願いが少しでも実現する時であり、選挙の意味が表出する時でもあるはずです。