「カジキのまご茶漬け」シー級グルメ全国大会で入賞―下田
鳥取県境港市でこのほど開催された「第15回みなとオアシスシー級グルメ全国大会」で、下田市から参戦した「カジキのまご茶漬け」が優秀賞とおいしさ部門大賞を受賞した。グランプリこそ逃したものの、来場者の人気投票でそのおいしさが高い評価を受け、関係者は「うれしい」と笑顔を見せた。 大会には本県の下田と沼津を含む全国32のみなとオアシスが参加し、自慢のシー級グルメを販売し、2日間で約5万6千人の来場者でにぎわった。昨年の沼津大会に続く2度目の参戦となった下田市シー級グルメ実行委員会は、同市二丁目の飲食店「閃味処(せんみどころ)料磨」の「カジキのまご茶漬け」を1杯500円で販売し、2日間で約1100食を売り上げた。 来場者の投票では、グランプリに輝いた北海道紋別市の「ホタテステーキ」など上位3賞に次ぐ優秀賞を獲得。さらに、おいしさを5段階評価した平均点で最高点をマークし、特別枠のおいしさ部門大賞を受賞した。 実行委メンバーで料磨の店主土屋修さん(54)は「3杯もお代わりした人がいた。多くの人が『おいしい』と言ってくれたことがうれしい。下田のカジキのおいしさを知り、ぜひ下田を訪れ、味わってほしい」と話した。
伊豆新聞デジタル