長崎県内の市町の給与は「適正」 ラスパイレス指数、全国平均を下回る
国家公務員の平均月給を100として地方公務員の給与水準を示す「ラスパイレス指数」について、長崎県は昨年4月1日時点の県内自治体(一般行政職)の数値をまとめた。県と県内21市町で100を超える自治体は6年連続ゼロ。県は各自治体の給与制度について「おおむね適正な運用がされている」としている。 同指数は職員構成を学歴別、経験年数別に区分し、地方公共団体の職員構成が国の職員構成と同一と仮定して算出する。 県内21市町の平均は、前年同期比0・1ポイント減の97・6で、政令指定都市を除く全国平均を0・6ポイント下回った。 県内の市町で指数が最も高かったのは松浦市と東彼波佐見町の99・2(前年同期比いずれも0・2ポイント増)。西彼長与町99・0、西彼時津町98・7が続いた。最も低かったのは北松小値賀町の94・0(同0・2ポイント減)だった。 県の指数は98・4(同0・2ポイント増)で、47都道府県中40番目だった。