『碁盤斬り』©2024「碁盤斬り」製作委員会

　5月17日に公開される草彅剛主演映画『碁盤斬り』の本予告と本ポスター、場面写真が公開された。 【写真】『碁盤斬り』場面写真（複数あり） 　古典落語をベースにした本作は、ある“冤罪事件”によって娘と引き裂かれる男が、父として武士としての誇りを賭けた“復讐”を誓うヒューマンドラマ。『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した草彅と、本作が自身初の時代劇となる『孤狼の血』などの白石和彌監督が初タッグを組んだ。共演には、清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼らが名を連ねた。 　公開された本予告は、濡れ衣をきせられ、妻も喪い、故郷を追われた男・柳田格之進（草彅剛）が、一人歩みを進めているシーンから始まる。そして、格之進の一人娘・絹（清原果耶）の「父上は、一旦こうと決めたら何があっても後には引きません」というセリフとともに、囲碁や日々の暮らしに誠実に向き合っている格之進の姿が捉えられている。そんなある日、 格之進は旧知の藩士から妻の最期に関する驚くべき事実を聞くことに。身の潔白の証明のため自ら命を絶とうとした格之進が、絹の必死の訴えにより、父と娘それぞれの誇りを賭けた闘いが始まる。また映像では、「あの日の約束を、忘れてはおらぬな！　忘れてはおらぬな！」と激高する格之進の鬼気迫るシーンも捉えられている。 　本ポスターでは、静寂と暗闇の中、一点を見据える主人公・柳田格之進の横顔が大きく切り取られている。また、キャッチコピーも斬り落とされており、草彅の存在感がより強く感じられるデザインに仕上がっている。 　場面写真では、草彅演じる格之進と清原演じる絹の2ショットをはじめ、中川大志、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼らの姿も確認できる。