【陸上】赤﨑暁1時間29分46秒で30km圧勝 パリ五輪マラソン代表が難コースで1時間30分切り/青梅マラソン
第56回青梅マラソンは2月18日、東京・青梅市内で行われ、男子30kmはパリ五輪マラソン代表に内定している赤﨑暁(九電工)が1時間29分46秒で優勝した。 青梅マラソンの上位成績をチェック! 赤﨑は序盤から独走。5kmを14分30秒で通過し、2位に33秒差をつけた。標高差85.8mを駆け上がり、中間点は43分53秒。20km過ぎの急坂を越え、25kmを1時間14分10秒で通過した。終盤はややペースダウンしたが、難コースで1時間30分切りを達成。2位に4分29秒差をつけた。 この大会ではこれまで1時間30分切りを達成したのは、2019年に大会記録(1時間29分06秒)を打ち立てたチェボティビン・エゼキエル(当時サンベルクス/ケニア)以来。1981年にオープン参加の瀬古利彦は参考記録ながら1時間29分32秒をマークしているが、日本人優勝者では初めて1時間29分台で走破した。 先月26歳となった赤﨑は、昨年10月15日のパリ五輪マラソン代表選考レース、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で2位に入り、初の五輪代表に内定している。
月陸編集部