SB王者の笠原友希がRISEの大雅、K-1のレオナ・ペタスらとの年内対戦実現をアピール【SB】
韓国の二刀流ファイター、ソン・ジェミンと対戦
シュートボクシング(SB)の2024年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2024 act.1」(2月10日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見が1月15日、都内で開催された。 SB日本スーパーフェザー級王者の笠原友希(シーザージム)がK-COMBATライト級王者のソン・ジェミン(韓国/TEAM ACE)と対戦する。ジェミンは散打出身で韓国の総合格闘技団体「ROAD FC」でMMAの実績もある立ち技とMMAの二刀流ファイター。立ち技は20戦18勝2敗、MMAでは4戦3勝(1KO)1敗の戦績を持つ。 笠原は昨年はムエタイの強豪タイ人2人と初の欧州ファイターを相手に3連勝。笠原は「前回がヨーロッパ系の選手で今回は韓国の選手。また違うスタイルの選手を迎えられてすごく楽しみにしています。パネルを見るとめちゃめちゃイケメンなので、それに負けず、強さでも負けず、絶対に勝ちます」と手ぐすねを引きつつも「映像を何個か見たが、正直言うと僕の相手ではないという感じ。まだまだ強い選手がいると思うので、そういう選手とやりたかった。そうはいっても侮れない相手だと思うので、しっかり自分自身を強くしていって、自分との戦いだと思うので、自分と戦って勝とうと思う」と勝利を確信。
そして「昨日、RISEでタイトル戦が行われていて、チャンヒョン選手を倒した大雅選手、すごく強いと思ったんですが、大雅選手でも僕は勝てると思うし、レオナ選手も朝久選手も、そこらへんとやらないといけないなと思っている。今年中にはやりたい」と大雅、レオナ・ペタス、朝久裕貴といった他団体のスーパーフェザー級のトップクラスの名を挙げ対戦をアピールした。また今年の目標としては「去年は全勝できたが、もっと強い相手と大きな舞台ででもできたと思う。去年はその土台を作ったと思うので、今年はいろいろな団体に出たいし、SBでも強い相手と戦っていきたい」と語った。 またSBの選手の中には他団体のキックボクサーを迎える際に、あえて投げと絞めを封印して戦う選手が多いのだが、笠原は「僕はSBのリングなのでキックボクサーにも投げは使いますし、使える攻撃は何でもという団体なので、その面に関しては何も考えず、自分自身の技で勝ちたいと思っている。やっぱり僕がSBを盛り上げるために頑張りたいと思っているので、プライドをしっかり持って勝ちに行く」とMMAの技術にも秀でるジェミンをシュートボクサーのプライドを持って迎撃する気概を見せた。
この日はSB日本フェザー級王者・山田彪太朗(シーザージム)vsペットシートーン・ソー・サクナリン(タイ)の一戦と、オープンフィンガーグローブマッチの手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)vsミハエル・レイズ(アメリカ)、イモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ)vsパトリック・ルヘイン(アイルランド)の2試合も発表された。昨年末に行われた第1弾カード発表会見ではSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)と前ONEフェザー級ムエタイ世界王者のペットモラコット・ペッティンディーアカデミー(タイ)の対戦が発表されている。