第47回 ルーキー監督 vs 先の読めないプロ野球|「対決」で振り返るプロ野球史
ペナントレース最高勝率チームが優勝としたことがかえってポストシーズンと乖離の皮肉
2004年のプレーオフ元年、ペナント2位の西武がプレーオフでソフトバンクを下してリーグ優勝となった
この連載も、ダルビッシュ有が、メジャーに旅立った2011年まで話が進んだから、いまは、現代野球の真っただ中。今回からは、筆者なりに考える現代野球のあるべき姿を示しながら書き進めたい。 21世紀に入ってから特徴的なことは、ルーキー監督が1年目で即ペナントを手中にするケースが多いことである。そのまま日本一監督となった場合もかなりある。いや、ペナントを手にできなくても日本一監督となったルーキー監督さえ現れた。 2001年、パ・リーグは就任2年目の梨田昌孝監督率いる近鉄が優勝したが、前年最下位からの一気のV。現代野球は、不確実性の時代に入ったのか、という印象を筆者は抱いた・・・
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週刊ベースボール