「ハチ」名取本店に限定「クレソン鍋ハンバーグ」 名取産クレソン丸ごと使う
ハンバーグレストラン「HACHI(ハチ)」名取本店(名取市、TEL 022-384-2508)が1月2日、名取産クレソンを使った月替わりハンバーグ「洋食屋のコンソメスープ クレソン鍋ハンバーグ」の提供を始めた。(仙台経済新聞) 【写真】試食するクレソン農家の渡辺さん 客の2、3割が注文するという月替わりハンバーグ。これまで400種以上を展開し、「仙台味噌(みそ)バターハンバーグ」や「仙台牛100%ハンバーグホイル包み焼き」などグランドメニュー化されたものもある。 同店では1979(昭和54)年の創業以来、地元名取産の朝摘みクレソンを使ったサラダを提供している。名取市上余田地区のクレソン農家・渡辺兵助さんから「刻まずに一本丸ごと鍋にするとだしが出る」というアドバイスを受け、「クレソン鍋ハンバーグ」を開発。昨年3月に提供したところ人気を得たことから、2度目の月替わりハンバーグに採用した。 ハンバーグに合うよう隠し味にデミグラスソースを加えたコンソメ仕立ての鍋スープに、ハンバーグと、スチームしたジャガイモ、オーブンで焼いたベーコンを合わせ、約70グラムのクレソンをカットせずにのせる。ハンバーグは、黄金比率ハンバーグ(200グラム=2,090円、300グラム=2,860円)、仙台牛100%ハンバーグ(同=3,740円、同=5,390円)が選べる。薬味の粒マスタード、パルメザンチーズ、ポン酢のほか、「追いクレソン1束」(70グラム、500円増し)も用意する。 ハチを運営するオールスパイス(仙台市青葉区)会長の角田秀晴さんは「栄養価の高いクレソンを生で食べるよりもよりたっぷり楽しめる、珍しいスタイルのハンバーグを楽しんでもらえれば」と呼びかける。 営業時間は11時~20時30分(土曜・日曜・祝日は10時30分~)。同商品の提供は1月31日まで。
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