【大学野球】 先発で2勝目を挙げた中大・東恩納蒼が持つルーキーらしからぬ意識
◆東都大学野球春季リーグ戦第2週第1日▽中大5―2国学院大(16日・神宮) 救援でデビューした開幕週の駒大2回戦で初勝利を挙げた中大のルーキー・東恩納(ひがしおんな)蒼投手(沖縄尚学)が、今度は先発で2勝目を手にした。 エースの岩城颯空投手(3年=富山商)が、12日の駒大3回戦で5回3分の1を投げたため、巡ってきた先発のチャンス。5回3安打1失点の好投で試合をつくった。 「駒大戦は1戦目を落としたので、しっかり勝って自分の役割を果たしたかった」と東恩納。初戦の重要性をしっかり受け止めて結果を出すあたり、並の1年生ではない。 清水達也監督(59)は「落ち着いて、ひとりひとり丁寧にストライク先行しながら、ランナーが出ても慌てることなく投げていた」と冷静なマウンドさばきを評価していた。
報知新聞社