乃木坂46梅澤美波 「全てにおいて負けたくない」熱いハートでグループをさらなる高みへ
乃木坂46梅澤美波(25)が「デスゲームで待ってる」(木曜深夜0時25分=関西ローカル)にヒロイン役で出演する。“デスゲーム”のプロデューサー役にちなみ、冠番組「乃木坂工事中」の罰ゲームをプロデュース? 乃木坂46のキャプテンに就任して2年目。「全てにおいて負けたくない」と、熱いハートでグループをさらなる高みに導く。【玉利朱音】 【写真】梅澤美波、山下美月との「うめやま」ツーショット ■念願がかないました 連ドラへの出演は、20年の「映像研には手を出すな!」以来。昨年は東京・帝国劇場で行われた舞台「キングダム」で楊端和役を務めるなど、演技の経験を積んできた。「ずっと『お芝居をやりたいです』と周りの方にお話ししていたんです。今回は久々となる映像のお芝居で、念願がかないました」と頬を緩めた。 不当に「人殺し作家」のレッテルを貼られた若手放送作家の戸村(日向亘)が“デスゲーム作家”に転身し、復讐(ふくしゅう)していくドラマ。梅澤はデスゲーム制作会社のプロデューサー秋澤和を演じる。「『もしこういうことがあったら…』と想像しやすいようなリアル感が見どころです」とアピールした。 クールビューティーな印象が強いが、現場では“イジられキャラ”だという。「しっかりしているように見られがちですが、同期とか親しい関係になるとイジられる側になることもあったんです」と説明。「(同ドラマの)北川瞳監督からは私の所作1つ1つをツッコまれています(笑い)。和気あいあいとした現場で、楽な自分でいられます」と語った。 グループの冠バラエティー「乃木坂工事中」では、さまざまな罰ゲームを経験。同ドラマでの役どころにちなみ、番組での罰ゲームをプロデュースするなら…? 「以前別の番組で、後輩メンバーが先輩にお金を貸してほしいと頼む罰ゲームがあったんです。こういう精神的にくるやつが一番きついと思う」と苦笑い。「電流とか身体的なものは耐えればなんとか…。でも本当は、みんな幸せでいたいです(笑い)」と願った。 乃木坂46のキャプテンに就任して2年目。「去年とは全く違った自分だったと思います。去年は何にあんなにおびえていたんだろうと思うくらい、周りにも不安を隠しきれていなかったです」と振り返った。 ■いい形で1年締めたい 3~5期生での体制も2年目となった。「今は自分の思いや不安な要素をメンバーに共有することができていて、隠さなくなったことで気持ちが楽になりました」と笑顔。そのうえで「昨年から現体制になって、1年目の新鮮さや勢いを超えなくてはいけないと考え続けた2年目でもありました」と明かした。 新メンバーとなる6期生の加入も控える。「1つ空気感が変わるタイミングなので、もっと攻めていきたいです。乃木坂46としての強みをもって戦っていく自信はありますし、全てにおいて負けたくないと思っています」と力強く語った。 37枚目シングルの発売も発表された。「私たち3期生は17枚目から参加してるので、もう半分以上いると思うと驚きです!」とにっこり。「今回もグループの強みを出せる楽曲になっているので、メンバーみんなでいい形で1年を締められるよう頑張りたいです」と意欲を燃やした。 キャプテンのまっすぐな瞳は、前だけを見据えている。 ◆梅澤美波(うめざわ・みなみ)1999年(平11)1月6日、神奈川県生まれ。愛称「梅」「梅ちゃん」「みなみん」など。16年9月加入の3期生。ファッション誌「CLASSY.」レギュラーモデル。170センチ。血液型A。