Pixel 8aを守るケース、“2点支持”のダークホースを発見!
個人的に、スマホの肩から斜めがけ、そして、理想的には2点支持というのは永遠のテーマで、いろいろとその方法を模索してきたのだが、こんなところにダークホースがいた。左右にストラップホールを装備したケースが存在するなんてちっとも知らなかった。不勉強が恥ずかしい。そして素晴らしい。 2点で吊り下げることで、1点吊り下げのときのように、ぶらさげたスマホがクルクルと回転してストラップがこんがらがることもない。ちなみにこの吊り下げパーツは100均の手芸用品などで調達したパーツでも代用できそうだ。ただし、耐久性が求められる重要な部分でもあるので、あくまでも自己責任だが、複数スマホをとっかえひっかえする使い方もありだ。左右にストラップホールのあるSimplismケースはもちろんiPhone用のものもある。 ■意外と耐久性も必要。薄型でもストラップ付きが出るとうれしい 個人的には今回見せてもらったケースの中で、極薄のAIR-REAL INVISIBLEをいちばん気に入っていたのだが、残念ながらストラップホールがない。同社によれば耐久性の問題で、ストラップが引っかかったりしたときに、かなりの強度がないとケース側が壊れてしまうのだそうだ。華奢で極薄のAIR-REAL INVISIBLEではストラップ利用を担保できないということなのだろう。 ストラップを使ってぶら下げて歩けば衝撃もあるだろうし、普通にしていても荷重がかかり、本体の重さ以上に何倍もの力がかかるという。そんな拷問テストを繰り返して製品ができあがる。でも、次の新発売ケースでは、こうしたところをなんとか解決して、アッと驚く工夫を見せてほしいものだ。 ■ 著者 : 山田祥平 やまだしょうへい パソコン黎明期からフリーランスライターとしてスマートライフ関連の記事を各紙誌に寄稿。ハードウェア、ソフトウェア、インターネット、クラウドサービスからモバイル、オーディオ、ガジェットにいたるまで、スマートな暮らしを提案しつつ、新しい当たり前を追求し続けている。インプレス刊の「できるインターネット」、「できるOutlook」などの著者。
山田祥平