「子どもたちの命を守りたい」50年以上の活動続く交通指導員の仕事始め式 交通安全への決意新た(島根)
山陰中央テレビ
朝の通勤通学路で児童や生徒などの安全を守る松江市の交通指導員が7日、2025年の仕事始め式に臨みました。 松江市交通指導員会・友定達夫会長: 市民の模範となるよう交通安全に努めることを誓い、年頭にあたっての決意表明といたします。 7日の仕事始め式には約30人の交通指導員が出席し、8日から小中学校で新学期が始まるのを前に、新しい年のスタートを切りました。交通指導員は毎朝、街頭に立って通勤・通学者の安全を守る市民ボランティアで、現在108人が活動しています。 参加した指導員: 先輩方を見習って、私も今後も子どもたちの命を守っていきたい。 参加した指導員: 皆さん高齢者ですから、自分の体を守りながら活動をやっていきたい。 松江市では50年以上続いている交通指導員の活動ですが、メンバーの高齢化や担い手不足の課題も抱えていて、広く市民に理解と協力を求めています。島根県内での交通事故は、2024年は年間で件数・死傷者とも前の年より減っていて、特に死者は昭和23年の統計開始以来最少でした。 こうした状況のもと、交通指導員は2025年も安全な通勤・通学を守っていこうと気持ちを新たにしていました。
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