写真：INTERNET Watch

　エレコム株式会社は、法人向けのWi-Fi 7アクセスポイント「WAB-BE187-M」を9月下旬に発売する。市場想定価格は12万5950円。 【画像】ポート部 　Wi-Fi 7トライバンドに対応し、最大通信速度は6GHz帯が11530Mbps、5GHz帯が5765Mbps、2.5GHz帯が1376Mbps。6GHz帯用×4、5/2.4GHz帯用×4、DFS障害回避用×1の、計9本のアンテナを内蔵する。最大接続台数は各帯域256台ずつの計768台。推奨は各帯域128台ずつ。 　有線LANポートは10Gbps対応×1、2.5Gbps対応×1を備え、10GbpsポートはPoE++（IEEE 802.3bt）に対応する。給電は別売のACアダプター「WAB-EX-ADP1」（市場想定価格8602円）からも可能。 　同社の法人向けアクセスポイントを一括管理できる「WAB-MAT」が30日無料で利用可能。同社のリモート管理「アドミリンク」（AdminLink）にも対応する。ウェブ管理画面からの設定も可能で、無料のアクセスポイント検索ツール「WAB-MAT Lite」と組み合わせて利用できる。SNMPによる管理にも対応。ほかに、SSHやコンソールでの管理にも後日対応予定。 　WDS（Wireless Distribution System）により、複数のWAB-BE187-Mによるアクセスポイント間通信に対応。子機との通信では、端末ごとの通信時間を均一化する「平等通信機能」により、通信待ち時間を搭載する。 　本体サイズは245×245×44mm（幅×奥行×高さ）。動作環境温度は0～50℃。天井取付用金具などが付属する。保障期間は3年（センドバック保守）、オプションとして最長5年のデリバリー保守、センドバック保守にも対応する。