床拭きの仕上がりはどうなの? Dyson、パナソニック、東芝など“持ち味”はさまざま、進化する最新「水拭き掃除機」6メーカー機能まとめ
■“本当に水拭きをする”画期的な掃除機 発想の転換で“本当に水拭きをする”掃除機も現れました! 東芝の最新モデル、トルネオコードレス(VC-CLX73・5万~7万円)です。通常のブラシヘッドを付けると普通の吸引式の掃除機。しかし付属する吸い拭き2WAYワイパーを使うと、吸い込み掃除をしながら市販のクイックルワイパーなどの床拭きシートで床拭きをしてくれます。 前方でホコリや大きな粒子ゴミを吸い取って、直後に床拭きシートで微粒子ゴミを絡めとります。普段の掃除でも掃除機がけをしてから床拭きシートで仕上げるという方は多いはず。それを一度にできて時短にもなるのが、この掃除機なのです。
水拭き掃除機の発端は、3年ほど前に搭載された“ロボット掃除機の水拭き機能”。それまでは吸引のみでしたが、それ以来、各社から拭き掃除もできるモデルが発売されたのです。 しかし、当初はユーザーが求めるものとは少しズレがあり、ヒット作がなかなか生まれず、あるメーカーの調査によれば、水拭き掃除機は2024年3月現在で累計600万台で、全掃除機の10%程度どまりでした。 ■水拭き掃除機の機能まとめ 最後に、今回紹介した水拭き掃除機の機能を表にまとめました。
筆者が見たところ、どの水拭き掃除機も一長一短であることは、否めません。だからこそ、こうした記事を参考に自分の生活スタイルに合ったものを選んでほしいと思います。
藤山 哲人 :家電ライター