「本当に申し訳ない」守護神復権を目指すソフトバンクのオスナが9回に3失点…最多勝狙う有原航平の白星消える
◆ソフトバンク2-4西武(26日、みずほペイペイドーム) 守護神復権を目指すソフトバンクのオスナが今後に不安を残した。1点リードの9回2死満塁で、代打の栗山巧に逆転の2点打を浴びるなど一挙3失点。8回1失点と力投した有原航平の14勝目も消して「有原さんは最多勝争いをしている。本当に申し訳ない」と謝った。 ■名手コーチが認めた?前日好守の新外国人とグローブ交換【写真】 9回は佐藤龍世の中前打を皮切りに無死満塁としたが、外崎修汰と元山飛優を連続三振。あと1死までこぎ着けながら、栗山に初球の外角直球を右前に運ばれた。長谷川信哉にも甘いスライダーを中前適時打とされるなど、踏ん張りきれないのが現状だ。 この日の最速は152キロ。球速は徐々に戻りつつあるが、150キロ台後半の本来の姿まではあと一歩だ。「厳しい状態からアウトを取りたかったけど、結果につながらなかった。今はまだ万全ではないところもあると思う」と悔やんだ。 腰の治療のための渡米期間を経て、13日の1軍復帰後は5試合連続で無失点。25日は復帰後初セーブも挙げたが、連投で今季3敗目を喫した。それでも小久保監督は「そんなに球は悪くないと(甲斐)拓也は言っていた。一番はクライマックス(シリーズ)なので」と調整段階を強調した。 「悔しいけど、最終的には日本一になるために頑張っていきたい」。松本裕や藤井は現在も離脱中で、救援陣の安定にはオスナの存在が不可欠。絶対的守護神としての復権を心に誓う黒星となった。(鬼塚淳乃介) 【#OTTOホークス情報】 【おすすめ記事 優勝特集】 女性関係の不祥事で大批判…山川穂高を支えた妻の一言、小久保監督の長男&長女が父に贈る言葉、秋山幸二さんが語る小久保采配など西スポWEB OTTO!が総力取材したとっておき優勝記事がたっぷりです。 ▼下記の関連記事から▼
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