大河ドラマ「べらぼう」吉原炎上どう撮った→監督が明かす「リアルな火」ゆえの熱演
俳優・横浜流星が主演するNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」が5日にスタートした。冒頭から吉原の大火事が描かれ、SNSでは「吉原炎上」がトレンド入り。演出の大原拓氏が舞台裏を明かした。 撮影は京都のオープンセットとセットを半々で使用した。大原氏は「VFXチームとCGチームが『絵コンテをこうつないだらどうか』とやってくれた。ほぼVFXの力です」と説明。6月の撮影から「そのカットに関しては時間をかけてやってくれたのでいいものに仕上がったと思います」と最新技術を駆使して迫力の映像を作り上げた。 一方でリアル感にもこだわった。「リアルな火も入れながらやってます。熱を横浜さんたちにも感じてほしかった」と熱演を引き出し、期待感を増幅させた。 のちに写楽、歌麿らを世に送り出し、江戸のメディア王と呼ばれた蔦重(つたじゅう)こと蔦屋重三郎を描く今年の大河。江戸中期を舞台に商いの戦いが描かれる。