博多祇園山笠の開幕を1か月後に控え、山笠を支える舁き棒を洗い清める「棒洗い」の神事が行われました。 1日午前8時半、福岡市博多区の櫛田神社浜宮には八番山笠「上川端通」の男たち約25人が集まり、山笠の支えとなる長さ7.2メートル、重さ80キロの舁き棒6本を海水で洗い清めて期間中の安全を祈りました。「上川端通」はことし「走る飾り山笠」を復活させて60周年を迎えます。 ■八番山笠上川端通 総務 長崎正洋さん（61） 「安全面に細心の注意をはらい、先代たちの思いをこめて、今年も元気よく走らせたいと思います」 博多祇園山笠は来月1日から飾り山笠が公開され、博多の本格的な夏が始まります。