鍋の季節…でも【野菜高騰】が止まらない…!!「きついです…本当に困ります!」キャベツ1.6倍、白菜1.3倍に値上がり…猛暑や残暑が要因、12月も高値は続く見通し
今週から冷え込む日も多くなり、温かい鍋が恋しい季節となってきました。しかし、キャベツや白菜など具材の価格が高騰しています。現状と今後の見通しを取材しました。 【写真を見る】鍋の季節…でも【野菜高騰】が止まらない…!!「きついです…本当に困ります!」キャベツ1.6倍、白菜1.3倍に値上がり…猛暑や残暑が要因、12月も高値は続く見通し ■モツ鍋の具材も高騰 長野市の居酒屋「こぐれ」では、野菜や肉がたっぷり入ったモツ鍋が人気メニューの一つです。 今月に入り鍋の注文が増えているといいますが… こぐれ長野本店・杉山準料理長: 「モツ鍋のキャベツになりますが、例年に比べて2倍くらいになってしまっている。メインになる葉物野菜全般上がっています。きついです」 高騰する野菜に頭を悩ませながらも、杉山さんは「お客様優先で、鍋は利益をそこまで考えずに値段は据え置きでいこうと思う」と話します。 野菜の高値の影響はスーパーにも直撃しています。 古畑あずみキャスター: 「長野市のスーパーです。このように鍋を勧めるコーナーが設けられていますが、その鍋に欠かせない葉物野菜の値上がりが止まりません」 大澤屋・坂口大専務: 「キャベツが299円で販売しているが、昨年の同じ時期と比べると100円位高い状況で、ここにきてぐっと値上がってきている」 ■野菜高値 キャベツは1.6倍 ホウレンソウ、春菊も… このほかにも、去年は1本99円だった大根が現在は323円に値上がり。白菜も100円ほど高値となっています。 長野地方卸売市場によりますと、卸売り価格は、去年の同じ時期と比べて、キャベツが1.6倍、ホウレンソウや春菊は1.4倍、白菜は1.3倍となっています。 厳しい猛暑や残暑が続いた影響で不作が続いていることが要因です。 鍋のお供が軒並み値上げしたことでこちらの店では「半分にカットされたものを買い求める人がここにきて非常に増えている」と言います。 キャベツ1玉は323円と高値のため、2分の1にカットされたものを172円で販売。4分の1カットにした白菜なども店頭に並べていて、より安い値段を求める客が多くなっているといいます。 女性客は: 「本当に困ります。キャベツも高くて半分のものを買いました。どうしても食べない訳にはいかないので「高いかな」と思いながらも買っています」 男性客は: 「みんな上がっちゃってるもんね、出来るだけ控えめにします。具をあまり入れないように控えめにする」 大澤屋・坂口大専務: 「12月に入ってからも続くと思われます。価格が上がってしまうのは仕方ないがその中で、お客様のご迷惑にならないような価格でご提供するか色々試行錯誤しております」
信越放送
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