Google検索に追加された「5つの新機能」。Google レンズがさらに便利に
ご存じのとおりGoogleで検索したい時、やることはシンプルです。Googleを開き、検索したいことを入力し、検索結果をスクロールするだけです(広告やスパムをかわしながら)。 しかし、Googleの核となるのは、実は基本的な検索エンジンだけではありません。様々な方法で質問をしながら、様々な製品やサービスについて「ググる」ことができます。 Googleはこのようなオプションを更新し、アップグレードし続けており、先日の発表も最新の成果にすぎません。 この記事では、今回Google検索に追加された5つの新機能について紹介します。
音楽を「かこって検索」
「かこって検索」機能は今年の頭からありました。文字通りスマホで検索したいものを「かこって」Googleで検索できるというものです。 このおもしろい機能がアップグレードされて便利になりました。「かこって検索」で、流れている曲を調べられるようになったのです。 「かこって検索」を起動し(ホームボタンかナビゲーションバーを長押し)、新しい音楽ボタンをタップすると、スマホや周辺で流れている曲を検索できます。 見つかった曲はYouTubeのリンクも表示されるので、フルで聞きたい場合にもいいです。 これはまったく新しい機能というわけではありません。Googleは8月からこの機能をテストしており、最初はGalaxy S24シリーズで展開しましたが、喜ばしいことに今では広くほかのデバイスでも使えるようになりました。 GoogleのメインアプリやYouTubeアプリでもこの機能は使えましたが、「かこって検索」を使う人にはとにかく便利なショートカットです。
AIで検索結果を管理
GoogleにAI機能を使うのをやめて欲しくても、同社は躊躇なく突き進んでいます。 その例として、Googleは検索結果が関連するカテゴリーでグループ分けされる、AIで管理する検索結果機能を展開しています。 Googleによると、最初に展開した機能では、「レシピと食事のインスピレーションに関する質問」に注力しているそうです。 たとえば、夕食のアイデアを検索しているとしたら、様々な検索結果をグループ分けし、最終的なレシピにまとめてくれます。これは役立ちそう。 あくまで単なる憶測にすぎませんが、最初にいくつかの異なるレシピが表示され、その下に各レシピに必要な材料が表示されたりするのではないでしょうか。 おそらく、そのレシピや材料から、探しているものを買えるお店を見つけることができるかもしれません。そうすれば、時間の節約にもなりますし、試してみたいと思っていた新しい料理にも挑戦しやすくなります。 実際にどうなるかはこれからです。 たとえば「AIによる概要(AI Overviews)」は立ち上げ当初は失敗でした。私は、検索する時にGoogleのAIが生成した検索結果は、できるだけ避けるようにしていたほどです。 実際、AIが生成した検索結果を避け、またGoogleでまともな検索結果が表示されるようにする方法はあります。しかし、それでも間違いなく、Googleは検索結果にAIを使い続けます。