苦境が続く昨季王者

攻撃を引っ張ってきたヴィニシウス photo/Getty Images

ヴィニシウス・ジュニオールは左足の大腿二頭筋を負傷し、約1ヶ月の離脱を余儀なくされた。ラ・リーガ第14節のレガネス戦でフル出場したヴィニシウスだったが、ドレッシングルームで違和感を訴え翌日受けた検査で発覚したと『MARCA』が伝えている。 [動画]レアル・マドリードがレガネス戦で3発快勝！ ヴィニシウスの離脱期間中、レアル・マドリードにとって大きな山場となるのはやはり11月27日のチャンピオンズリーグで対戦するリヴァプール戦だろう。左サイドにキリアン・ムバッペが入ることは確定的で、その相方にカルロ・アンチェロッティ監督は誰を選ぶだろうか。 ファーストオプションとして考えられるのはロドリゴだが、彼もまた10月末に約1ヶ月の負傷離脱と発表されており、復帰時期は不透明だ。現在健康なプレイヤーにはブラヒム・ディアス、アルダ・ギュレル、エンドリックという選択肢があり、その中で選ぶのであれば、今季はベンチからの出場が増えたが、昨季は二冠の原動力となった選手の一人であるブラヒム・ディアスが経験値的な意味合いでも先発出場の可能性は高いと考えられる。 レアル・マドリードは今季のCLで、4試合で既に2敗を喫していることもあり、重要度の高い一戦と見られているリヴァプール戦でどのような選択をするのか。アンチェロッティ監督の采配に注目が集まる。