レスリング世界選手権女子55キロ級 清岡もえ選手(高知市出身)が初出場初V 2回戦から出場し失点0での完全優勝!兄はパリ五輪制しきょうだいでの世界一は初めて
レスリング世界選手権(アルバニア・ティラナ)女子55キロ級で、高知市出身の清岡もえ選手(育英大学)が日本時間の31日未明に行われた決勝で中国の選手にテクニカルスペリオリティ勝ちし、初優勝を果たしました。兄の清岡幸大郎選手(三恵海運)は、今年のパリオリンピックで金メダルを獲得していて、兄妹での世界一は初めてです。 【写真を見る】レスリング世界選手権女子55キロ級 清岡もえ選手(高知市出身)が初出場初V 2回戦から出場し失点0での完全優勝!兄はパリ五輪制しきょうだいでの世界一は初めて 清岡もえ選手は、今年5月に行われた世界選手権代表決定プレーオフを制し、世界選手権初出場を決めていました。 迎えた大会2日目(日本時間29日)、女子55キロ級2回戦から登場した清岡選手は、初戦で北マケドニアの選手に7ー0で勝利します。その後ハンガリーの選手に11-0で勝つと、準決勝で東京オリンピック57キロ級銀メダリストのイリナ・クラチキナ選手(AIN=ベラルーシ)に4-0で勝利し決勝に進出しました。 決勝では18歳のジン・ザン選手(中国)と対戦。試合は序盤から清岡選手が積極的に攻める展開となります。第1ピリオド開始17秒、清岡選手は組み手から相手の背中をとって2点を先制すると、そのまま相手を回転させて2点を追加。4-0とします。 続く1分には清岡選手が相手のタックルをかわして後ろにつき、2点を追加。その後も2点を追加した清岡選手は8-0と大きくリードし、第1ピリオドを終えます。 第2ピリオドも攻撃の手をゆるめない清岡選手は組み手争いから背中を取って10-0とし、テクニカルスペリオリティで勝利。世界選手権初優勝を飾りました。 清岡選手は今大会無失点での優勝です。今年8月のパリオリンピックでは、兄の幸大郎選手が男子フリースタイル65キロ級で優勝していて、兄妹で世界チャンピオンに輝きました。 ■清岡もえ 2003年10月9日生まれ 高知市出身(高知南中学校ー高知南高校ー育英大学) 2019年、U17世界選手権(当時の世界カデット選手権)で優勝 2022年にU20とU23の世界選手権で優勝 2024年10月の世界選手権に初出場し初優勝
テレビ高知
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